ダイハツ不正の温床はエンジン、専門家が斬る開発者の手口と思惑

 「不正の芽を摘めていない。ダイハツ工業が不正問題を解消するには3年はかかるだろう」(自動車系アナリスト)──。クルマの生産や新規受注を再開させ、トヨタ自動車と共に小型車事業の体制も見直して、不正問題からの脱却を図るダイハツ工業。だが、自動車の専門家は厳しい目を向ける。その理由は、同社にとって「不正の源」と言うべきエンジン開発の原因追究に切り込んでいないからだ。
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