デンソー燃料ポンプリコール再拡大、ホンダとダイハツが解決できない訳

 「5度も同じリコールを繰り返すなど前代未聞。これでは顧客の安全よりも利益、すなわちリコール費用を抑えたかったと見られても仕方がない」。ホンダが2023年6月2日に国土交通省に届け出た「30万7351台」のリコールに対し、元自動車メーカーの開発設計者(以下、開発設計の専門家)からは厳しい声が上がる。その1週間前の2023年5月26日には、ダイハツ工業が「14万7105台」(同社)のリコールに踏み切ると発表した。こちらは2度目のリコールだ。
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