マイコン市場で15年ぶりの地殻変動、きっかけはフラッシュ微細化限界

 マイコン市場に大きな変化が訪れている。約15年前にマイコンメーカー製の独自CPUコアが英Arm(アーム)製のCPUコアに置き換わって以来の大変化だ。その起爆剤は、マイコン内蔵のフラッシュメモリーである。半導体微細化により、フラッシュメモリーの内蔵が難しくなってきた。Armコアマイコンで出遅れたルネサス エレクトロニクスは、今回の変化にうまく対応できるか。競合の動きも含めて探った。
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