ローテクでハイテク並みの“ワオ”を生む、日産の挑戦

 企業が研究開発(R&D)で目指すのは、一般的には、ハイテクを駆使し高い価値を生み出すイノベーションである。だが、「既にある技術(ローテク)を使って、創意工夫によって小さな不満を解消すること、すなわちローテクで小さな価値を生み出すことも、実は利用者に同じくらいの驚きや共感を与える」。こう話すのが、日産自動車モビリティ&AI研究所エキスパートリーダーの上田哲郎氏だ。
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