日産の軽EV「サクラ」、自転車対応の自動ブレーキ試験で健闘

 日産自動車の軽電気自動車(EV)「サクラ」が、サイクリスト(自転車運転者:以下、自転車)を対象とした自動ブレーキの性能評価試験で健闘した。車両の前方を監視する先進運転支援システム(ADAS)用センサーのソフトウエアを修正したことや、ブレーキの応答性を高めたことが寄与した。国土交通省と自動車事故対策機構(NASVA)が2023年1月に発表した、日本の自動車アセスメントプログラム「JNCAP」の予防安全性能評価結果(2022年度)によると、サクラ(以下、新型車)は自転車を対象にした自動ブレーキ試験で、約73%の得点率(満点を100%とした場合の比率)を獲得した。
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