賛否両論、EUで新車に再生プラ使用を義務化する規則案

 ホンダは2025年ごろを目標に、ポリメタクリル酸メチル(PMMA、アクリル)の再生プラスチックをテールライトのカバーに採用する。再生プラスチックは、一般的なバージン材と比べてコストが高く、品質も低下する可能性があり、これまで自動車メーカーの多くは新車への採用に消極的だった。今後は、ホンダのように新車へ再生プラスチックを採用するメーカーが増えそうだ。背景には、2023年7月に欧州連合(EU)の執行機関である欧州委員会(EC)が発表した規則案がある。
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