迫る欧州電池規則対応、“余裕”の中国CATLと悩む日本勢

 「これまでに蓄積してきた多量のデータの中から、いくつかの必要なデータを開示するだけだ」――。車載電池で世界首位の中国・寧徳時代新能源科技(CATL)の技術者は、欧州電池規則への対応に強気な姿勢を見せる。対して、同規制への対応を迫られているのが日本の自動車メーカーだ。ある日系自動車メーカーの担当者は「スコープ3の把握は難しい」と頭を悩ませる。
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