高回転時のモーター損失を低減、NCTがアモルファス合金積層コアの量産化にめど

 ネクストコアテクノロジーズ(NCT、京都府宇治市)は、通常の電磁鋼板と比べて鉄損が10分の1とされるアモルファス合金の薄帯を使ったモーター部品、積層ステーターコアの量産化にめどをつけた。同薄帯は、非常に薄くて粘っこいことから、プレスによる打ち抜き加工が難しく、量産には不向きとされていた。同社によれば、同じ金型で数十万ショットまで対応可能。さらに金型を修正すれば再度打ち抜き加工が可能になるとしている。
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