4つの対策で乗り越える

 マツダはボディー骨格の製造工程における脱炭素を進めながら高張力鋼板を適材適所で使う計画だ。ホットスタンプ材と冷間プレス材についてはコストの安い方を選ぶのが基本的な考え方である。ただ、高強度の冷間プレス材をボディー骨格に適用するには加工の難しさを克服する必要がある。同社は4つの対策でその壁を乗り越え、新型車「CX-60」に1.5GPa級冷間プレス材を適用した。
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