EUの法案採決は「茶番」、土壇場で覆った2035年エンジン車廃止

 欧州委員会のゼロエミッション車法案(以下、ZEV法案)は、2023年3月7日に予定されていた欧州連合(EU)理事会での採決を前に、ドイツ政府などの反対で延期され、その直後に欧州委員会はドイツ提案を受け入れた。欧州における無謀ともいえるBEV(電気自動車、以下EV)への傾注に関しても、2022年以降、欧州委員会と自動車メーカーが一枚岩でないことも露呈している。
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