アルピーヌ初のピュアEV「A290」、ル・マンで世界初公開 電動ホットハッチが繋ぐアルピーヌのレガシーと新たな境地とは?

 そこはル・マンのサルト・サーキット内にあるバスケットボールのスタジアムで、微かな光で青く照らされたステージ上は、低い響きに包まれていた。予定時刻となり、ダンサーの一群がコンテンポラリーダンスを披露し始めた。そして青い光のヴェールに包まれるようにして、「A290」が姿を現した。「X」の大小フロント4灯による新たなライトシグネチャーと、往年のR5(サンク)・アルピーヌを彷彿させるリアコンビネーションランプが際立つ。
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